幸福な猫

幸福な猫

新宿のメイドバーでお給仕する月詠みことのブログです。

日記 2020.07.06

四日目。意外といける。質を求めなければ。脳みそ垂れ流すだけでも、日記になるんだな。新発見。あえて口調も直さないで、思いついたまま書いている。気取らないみこと。


今日は引越しの準備をした。契約内容の説明などを受け、サインをする。いよいよ戻れないんだな、とか思った。初期費用を払う時もATMの前で怯えていたが、サインをするのも同じくらい怖いね。契約。契約て。契約って、漫画でしか聞いたことないよ。小さな契約ってきっとたくさんしてるんだけど、こんなに契約じみた契約は、はじめてのこと。すげー。ビビっていたので、終始気を遣った。

私の見た目は、多分「変わり者」みたいな評価を受けやすい。服の柄が派手、化粧も派手、持ち物も派手、佇まいもぼんやりしている。団塊世代の大人からは、結構嫌われたりする。いや、幼少期から、大人の評価がハッキリ分かれるようなタイプではあったが。管理会社の人には嫌われたくないな、と思い、なるべく丁寧に、真面目そうに、少し愛想も良くした。そっちの方が今後都合が良いと思った。ちょっとウケた。担当してくれた人が優しい方だったので、なんとかなりそうだった。

今回、こういう、自力での引越しは初めてのこと。正直なところ、何もわかっていなくて、何の準備も終わっていない。入居日に間に合いそうなものなど、いまのところ、ひとつもない。が、周りの人にはめちゃくちゃ恵まれていたので、なんとかなってしまいそうなのだ。物件探しを担当してくださった不動産屋の方も、今日契約しに行った管理会社の担当者さんも、一緒に内見に来てくれた先輩も、たくさんアドバイスをくれる友人たちも。この人たちがいなければ、私の引越しは、もっとガタガタだっただろうなあ。私の周りには、良い人しかいない。大昔の同僚メイドさんに「みことちゃんのことを好きな人はみんな優しくて良い人ばっかり」と言われたことが、本当に嬉しくて、いまだに思い出す。仲の良い友人、好意的に接してくださるご主人様、私を褒めてくれるメイドさん方も含めて。みんなみんな。今も変わらない。本当にありがたい。

あー。引越し頑張ろう。なんの準備もしてないけど。変なの選んじゃったらどうしよう、とか思うと、怖くて家具も買えないよ。入居日にベッドすら間に合わないかも。七夕のお願い事は、「引越しが無事に終わりますように」にしようかな。どうにかなってくれ、マシで。神頼み。(自分しかやってくれないよ)(そんなことわかってるよ)(やる気が出ない)(助けてくれ)